> http://norml.org/index.cfm?Group_ID=8557 NORML Acknowledges Centennial Anniversary Of Pot Prohibition May 5, 2011 - Washington, DC, USA NORML、今年が大麻禁止政策の創立 100 周年である事を認める 2011 年 5 月 5 日 - アメリカ合衆国ワシントンDC Washington, DC: NORML acknowledges the 100-year-anniversary of marijuana prohibition, which began on April 29, 1911 in Massachusetts. ワシントンDC: NORML は今年が大麻禁止政策の創立 100 周年である事を認める。 この政策は 1911 年 4 月 29 日のマサチューセッツ州に起源を持つ。 On that date, Massachusetts lawmakers enacted the first statewide law criminally prohibiting the possession and sale of cannabis by adults. マサチューセッツ州議会ではこの日、成人による大麻の所持および売買に対し て刑事罰を科すという最初の州法が成立した。 Following Massachusetts' lead, lawmakers in over 30 additional states -- including California, Maine, Indiana, and Wyoming in 1913 -- implemented similar statewide prohibitions. マサチューセッツ州の先導に続き、1913 年にはカリフォルニア州、メイン州、 インディアナ州、ワイオミング州など 30 を越える他の州でも同様の大麻取締 法が成立した。 Federal lawmakers in 1937 imposed a national ban on the plant by enacting the Marihuana Tax Act. 連邦議会は 1937 年に大麻課税法を制定することで、この植物を全国的に禁止 した。 California NORML Director Dale Gieringer states: "The evidence is overwhelming that the 100-year war on cannabis has failed.[P]rohibition has served as a crime-creation program, criminalizing otherwise innocent Americans, promoting a criminal market, and generating disrespect for the law. ... As in 1911, so today it is government officials, drug cops and bureaucrats, now entrenched in a multibillion-dollar complex of anti-drug agencies and programs, who are the staunchest supporters of the failed system that keeps them on the public payroll. Americans would be well advised to reject their bankrupt paternalism and reclaim their historical freedom to use cannabis." カリフォルニア NORML 局長デイル・ギーリンガーは次のように述べた。「大麻 に対する戦争が失敗に終わった事には覆せない証拠がある。禁酒法は犯罪創造 プログラムとして働き、これさえ無ければ無実であったアメリカ人達を犯罪者 に仕立て上げ、闇市場を助成し、そして法律への軽視を生み出した。1911 年に 見られたように、今日も政府当局、麻薬取締官、そして官僚らは、麻薬取締当 局およびそのプログラム群からなる何十億ドルもの規模を持った複合体によっ て強固に守られており、それこそがこの失敗したシステムの忠実な支持者であっ て、公費の投入を維持し続けている。アメリカ人は彼らの破綻したパターナリ ズムを拒絶し、大麻の使用における歴史的な自由を取り戻す事が賢明であろ う。」 For more information, please contact either Allen St. Pierre, NORML Executive Director, at (202) 483-5500, or Dale Gieringer, California NORML Coordinator, at: dale@canorml.org. より詳しい情報については NORML 事務局長アレン・サンピエール (202) 483-5500 もしくはカリフォルニア NORML 局長デイル・ギーリンガー にお問い合わせ下さい。 (PHO のコメント) 文中で触れられているパターナリズム(父権主義)とは、個人にはその者自身 にとっての利益または不利益となる行為を自ら判断する能力も無ければ権利も 無いものとして、国家が個人に代わって個人的・私的な行為の是非を判断し、 またそれを忠告するに留めることなく刑罰を以って「違反者」を「更生」させ る事をも正当化されるとする思想を言う。このような物の考え方は、養豚場で 豚を飼育する場合には確かに有用であろう。私でさえ、もし自分が豚を飼って いたとして、ある日突然その豚が壁に頭を打ち付け始めたら無理にでもそれを 止めさせるはずだ。私には豚の幸福など知る由も無いが、豚のその行為を許し て豚が衰弱すれば、その商品価値が下がるからである。しかしながら政府と国 民の関係が養豚所と豚のようである時、個人の自由と尊厳がいかに深刻に損な われるかについてを説明するには、今更多くの言葉は必要無いだろう。ある個 人にとっての幸福を最も良く知る者はその当人を置いて他に無いことを述べれ ば、それで十分である。 我が国にはパターナリズムに基いた統治を望む者が非常に多く存在する事を私 は良く知っている。だが、そうだとしても私にはそのような形での国家権力の 運用を肯定する事も許容する事もできず、そして大麻取締法はパターナリズム のほんの一例でしかない。