Massachusetts: Municipal Voters Back Marijuana Reform Questions November 4, 2010 - Boston, MA, USA マサチューセッツ州: 大麻法改正に関する質問事項に対し各都市において支持票が投じられる 2010 年 11 月 4 日 - アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン Boston, MA: Voters in over 70 cities and towns decided favorably on non-binding public policy questions regarding the taxation of the adult use of marijuana and the legalization of the physician-supervised use of medical cannabis. Approximately 13 percent of the state's registered voters weighed in on the questions. マサチューセッツ州ボストン: 70 を越える都市で行われた、医師の監督の下で の成人による医療大麻の使用を合法化および課税する事の是非についての法的 拘束力の無い質問事項への投票で、有権者らはこれに好意的な評価を与えた。 この質問事項に投票した者は州の有権者全体のうち凡そ 13 パーセントであっ た。 The results will likely influence the language of a proposed statewide, binding ballot measure in 2012. For more information, please visit: http://www.masscann.org. この結果は 2012 年に行われる法的拘束力を持った州法案の成立の可否に対す る住民投票に向けての世論に影響を与えるであろう。より詳しい情報について は http://www.masscann.org/ をご覧下さい。 (PHO のコメント) 法案そのものに対する投票どころか、その準備としての世論調査にまで住民投 票が行われるとは、まさに民主主義と言えるだろう。日本において投票の対象 となるのは議員の選出および最高裁裁判官の不信任のみであり、具体的な政策 の代わりに人物に投票する事しか出来ない。それは民主主義の仕組みとしてど うなのか? 他人の未来の行動を予測する事など誰にも出来ない相談であり、人 の心など幾らでも変わる。選挙時の公約は守られず、たとえ守らなくても直ち に特権を失う事はないのであり、一度信任されれば任期が切れるまでは何でも やりたい放題だ。そして候補者がいずれも似たような政策しか打ち出さなけれ ば、有権者は単にその人物が好きか嫌いか、あるいは立場上自分達と少しでも 近い位置に居るように見えるかどうか、そんな事でしか選べない。我々に与え られた民主主義は紛い物ではないのだろうか。